もし最高の贈り物が一つのかごに収まるとしたら? Les Halles de Lyon Paul Bocuseでは、贈ることが一つの芸術になります。リヨンの職人技の真髄を分かち合う、その芸術です。
美食の贈り物をするということは、一つの商品を贈ること以上のことです。それは、ある地方のひとかけらを、一つの感動を、職人の根気強い手仕事を手渡すことなのです。世界でもっとも美しい屋内市場の一つと称えられるLes Halles de Lyon Paul Bocuseでは、「リヨンの胃袋」のガラス屋根の下に集う五十六の商人たちが、完璧な贈り物を仕立てようと腕を競い合います。市場の敷居をまたいだその瞬間から、受け取ることと贈ることが、ここでは同じ一つの愛し方であることが分かるのです。
美食のかごは、いまも変わらず、もっとも温かな贈り物です。そのなかへ、rosette de Lyon、芯まで熟成したコンテ(Comté)、1971年からここに店を構えるMaison Rolleの自家製スモークサーモン、名高いマスター・ショコラティエSève(セーヴ)のパティスリーのチョコレートをいくつか、そしてワイン商で選んだ一本を、そっと忍ばせます。それぞれの店が助言し、仕立て、包んでくれます。かごは、贈る人の姿を映した署名となるのです。
体験を愛する方には、ギフトチケット(gift voucher)が別の地平を開いてくれます。通路をめぐるガイド付きの試食ツアーが、フォアグラ、卓越したチーズ、リヨンの名物を明かしてくれる一方、Comptoir Paul Bocuseはフランス産キャビア、ジャム、そして巨匠の伝統を象徴する産物を一堂に集めています。ひとときを贈るということは、のちのちまで味わえる思い出を贈ることなのです。
それが祝祭のハンパー(hamper)であれ、企業の贈り物であれ、あるいは心づくしのささやかなしるしであれ、Les Hallesの卓越は手から手へと受け渡されていきます。ここでは、贈り物を当てずっぽうに選ぶことはありません。それを仕立て、その声に耳を傾け、その物語を語るのです。そして人は、リヨンの真髄を、本当に贈ったのだという稀なる確信とともに、店をあとにするのです。
