毎朝つくられる打ちたてのパスタ、極上のオリーブオイル、パルミジャーノ・レッジャーノ、そしてアンティパスト。Les Halles de Lyon Paul Bocuseの屋根の下では、美食のイタリアが広がり、リヨンの胃袋の中心でアルプスを越える旅へと誘います。
Les Halles de Lyon Paul Bocuseの通路に数歩足を踏み入れるだけで、イタリアの香りがあなたを捉えます。世界で最も美しい市場のひとつに数えられるこの屋内市場の店々のなかで、アルプスを越えた逸品たちは特別な場所を占めています。手で成形された生パスタ、じっくり煮込まれたソース、上質なシャルキュトリー、そして極上の食材。これらが一体となって、このアル(halles)を後援する名店の基準に忠実な、旅へのいざないをかたちづくっています。
Les Hallesの中心に構えるMaison Cellerierのイタリア食材店Ciao Ciaoでは、まず目で楽しむことから喜びが始まります。アンティパストはその色彩を広げ、クリーミーなブッラータからトリュフ入りハム、サンドライトマトからマリネしたタコまで、彩りは尽きません。すぐそばでは、惣菜の数々が美食の地理をまるごと物語ります。オッソブーコ、ほうれん草とリコッタのラザニア、ニョッキ、リゾット、ミネストローネ、そして打ちたてや詰め物入りの手づくりパスタが、リヨンの食卓を喜ばせる用意を整えています。
2026年の春以降、サルデーニャ出身のシェフAntonello Cabrasが率いるLelloとともに、新たなイタリアの風がこの通路に吹き込みました。食材店であり、ケータリングであり、レストランでもあるこの店は、手づくりの生パスタ、アンティパスト、そしてじっくり煮込んだ料理を讃えます。2023年の世界選手権で銅メダルを獲得したそのティラミスが、この仕事の真剣さを何よりも雄弁に物語っています。
エクストラ・ヴァージンのオリーブオイル、熟成したパルミジャーノ・レッジャーノ、半島のワイン、イタリアの菓子やパン。これらの名店は、Les Hallesをリヨンとイタリアを結ぶ架け橋にしています。その逸品を味わうことは、ここでは上質な品が分かち合う祝祭として生きられていることを、肌で感じることなのです。
